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もし目が覚めたらそこがDQ世界の宿屋だったら五泊目

82 :オリジ ◆8Ntuwr18d2 :2005/12/26(月) 00:59:48 ID:4/Ef29UiO
>>80続き

「お気の毒ですが冒険の書は消えまs」
「なにをブツブツ言ってるんだ?」
「!?」
驚いて目を開けると、そこには金髪の青年と、あの青いプルプルの死体が積まれていた。
どうやら俺は助か・・・助けられたらしい。
「危なかったな、いま回復してやるぞ」
そういうと青年は俺に手のひらをかざして何やらブツブツ唱え始めた。
「ホイミ!」
青年がそう言うと、俺の身体が暖かい光りに包まれ、腹部の痛みは綺麗に消えていった。
「うわ!?」
「なにを驚いてんだ、ただの魔法だろ?」
その青年は見た感じ16、7歳といったところか、俺と同い年ぐらいだ。
ツンツンした金髪に精悍な顔付き、真っ赤な服を着て、手には抜き身の長剣を持っている。
「大群で出てくるとスライムでも厄介だからな、魔法かなにかでさっさと倒したほうがいい」
「いい?ウィンガーディアムレビオーサ。あなたのはウィンガーディアムレビオサー」
「ど、どうした?」
「・・・いや別に」
グランエスタードとかスライムとか魔法とか、意味不明な単語ばっかりでてくる。
まじで厄日だ──。

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